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理論

インターフェイスエンドポイント (Interface Endpoint)

  • 概要: AWSサービス(S3やDynamoDBなど)へのプライベート接続を提供するVPC内のエンドポイント。
  • 特徴:
    • サービスにアクセスする際にプライベートIPアドレスを使用。
    • VPC内のリソースからAWSサービスへ、インターネットを経由せず、プライベートに通信できる。

プライベートDNSオプション

  • 概要: VPC内のインターフェイスエンドポイントに関連付けられたDNS解決を、プライベートIPアドレスに変更するオプション。
  • 重要性:
    • 通常、AWSサービスのDNS名はパブリックIPアドレスに解決されるが、プライベートDNSオプションを有効にすることで、VPC内からアクセスする際にプライベートIPアドレスに解決される。
    • 内部アプリケーションがAWSサービスに接続する場合に、プライベート接続が保証される。

設定方法

  • インターフェイスエンドポイント作成時に、プライベートDNSオプションを有効にする
  • これにより、サービス名がプライベートIPアドレスに解決され、内部アプリケーションがインターフェイスエンドポイントを通じてAWSサービスに接続できる。

利点

  • セキュリティ: データがインターネットを経由せず、VPC内で完結するため、セキュリティが向上。
  • パフォーマンス: パブリックインターネット経由の通信に比べて、遅延が少なく安定した接続が可能。

注意点

  • プライベートDNSオプションが無効になっていると、サービス名がパブリックIPアドレスに解決され、VPC内のリソースからインターフェイスエンドポイントに接続できなくなる。
これらの設定を理解しておくことで、AWSのプライベート接続に関する問題を効果的に解決できます。

実践

一問道場

企業は、すべての内部アプリケーション接続にプライベートIPアドレスを使用することを要求しています。このポリシーを実現するために、ソリューションアーキテクトは、AWSのパブリックサービスに接続するためのインターフェイスエンドポイントを作成しました。テストの結果、サービス名がパブリックIPアドレスに解決され、内部サービスがインターフェイスエンドポイントに接続できないことが分かりました。
この問題を解決するためにソリューションアーキテクトが取るべき手順はどれですか?
A. サブネットのルートテーブルにインターフェイスエンドポイントへのルートを追加する。
B. VPC属性でプライベートDNSオプションを有効にする。
C. インターフェイスエンドポイントのセキュリティグループを設定して、AWSサービスへの接続を許可する。
D. Amazon Route 53のプライベートホステッドゾーンを設定し、内部アプリケーション用に条件付きフォワーダーを設定する。

解説

この問題は、内部アプリケーションがAWSのパブリックサービスに接続する際、プライベートIPアドレスを使用する必要があるというシナリオです。ソリューションアーキテクトがインターフェイスエンドポイントを作成しましたが、テストの結果、サービス名がパブリックIPアドレスに解決され、内部サービスがインターフェイスエンドポイントに接続できないという問題が発生しています。

解説

インターフェイスエンドポイントとプライベートDNS

AWSでは、インターフェイスエンドポイントを利用してAWSのパブリックサービスとプライベート接続を確立することができます。インターフェイスエンドポイントを使うと、接続するサービスはプライベートIPアドレスを使用して通信します。しかし、インターフェイスエンドポイントが正常に機能するためには、VPC内でのDNS解決に関する設定が必要です。特に、プライベートDNSオプションを有効にすることが重要です。
プライベートDNSオプションを有効にすると、VPC内のリソースがインターフェイスエンドポイントを通じてサービスにアクセスする際に、DNS名がプライベートIPアドレスに解決されるようになります。これにより、サービス名がパブリックIPアドレスに解決される問題が解消され、内部アプリケーションがインターフェイスエンドポイントに接続できるようになります。

選択肢の分析

A. サブネットのルートテーブルにインターフェイスエンドポイントへのルートを追加する
インターフェイスエンドポイントへのルートは通常、VPCのルートテーブルに自動的に追加されます。手動で追加する必要は基本的にはありません。この選択肢は問題の解決には関係しません。
B. VPC属性でプライベートDNSオプションを有効にする
この選択肢が正解です。プライベートDNSオプションを有効にすることで、インターフェイスエンドポイントを通じてアクセスするサービスのDNS名が、プライベートIPアドレスに解決されるようになります。これにより、内部サービスがプライベートIPアドレスでAWSのパブリックサービスにアクセスできるようになります。
C. インターフェイスエンドポイントのセキュリティグループを設定して、AWSサービスへの接続を許可する
インターフェイスエンドポイント自体のセキュリティグループ設定が必要な場合がありますが、DNS解決の問題とは直接関係ありません。セキュリティグループは通信の許可/拒否を管理しますが、この問題の解決には関与しません。
D. Amazon Route 53のプライベートホステッドゾーンを設定し、内部アプリケーション用に条件付きフォワーダーを設定する
Route 53のプライベートホステッドゾーンや条件付きフォワーダーはDNS解決に関連しますが、インターフェイスエンドポイントと関連する問題を解決する方法としては適切ではありません。プライベートDNSオプションを有効にすることで、直接的に解決できます。

結論

問題の解決策は、B. VPC属性でプライベートDNSオプションを有効にするです。これにより、インターフェイスエンドポイントを使用してAWSサービスにアクセスする際に、DNS名が正しくプライベートIPアドレスに解決されます。
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