02Podman で始めるコンテナ管理:Nginx イメージの取得からポート公開まで

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Validation(課題確認)

  1. podman search nginx を使用して利用可能な nginx イメージを検索し、その中から Docker Hub 提供のイメージ(FQCN)を特定・メモする。
  1. 上記の nginx イメージをローカルにダウンロード(podman pull)する。
  1. 取得した nginx イメージからコンテナを新規作成し、バックグラウンドで実行できるようにする。
  1. 実行中のコンテナを podman ps で確認し、そのコンテナをコンテナIDで停止する。
  1. 停止後のコンテナの状態(ステータス)を podman ps -a で確認する。
  1. 一意なコンテナ名を使ってコンテナを再起動し、その上で /etc ディレクトリに対して ls コマンドを実行。
  1. 外部ユーザーがポート1002を通じて nginx にアクセスできるようポートフォワーディング設定を確認。
  1. 最後に、すべてのコンテナを削除。

Solution(解決手順)

1. nginx イメージを検索して FQCN を特定

Docker Hub の公式イメージは次のように表示されます:

2. Docker Hub から nginx イメージをダウンロード

3. バックグラウンドでコンテナを起動

  • d:バックグラウンド実行
  • -name:一意なコンテナ名
  • p:ホストの1002番ポートをコンテナの80番にマッピング

4. 実行中コンテナの一覧と停止

5. 停止状態を確認

  • STATUS が Exited (0) などになっていれば停止済み

6. コンテナ名で再起動し /etc を確認

7. ポート1002のフォワード設定を確認

  • 出力例:80/tcp -> 0.0.0.0:1002
  • ブラウザで http://<ホストIP>:1002 にアクセスできることを確認

8. すべてのコンテナを削除


補足メモ

  • Red Hat 系レジストリ(registry.redhat.ioなど)はログインが必要です。
  • Docker Hub(docker.io)は一部の公式イメージが無償で提供されています。
  • unqualified-search-registries 設定があっても、複数レジストリ候補がある場合は手動選択を求められる場合があります。

 
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