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理論
CloudFormationのDeletionPolicy属性とは
DeletionPolicyは端的に言ってしまえば、スタック削除時のリソースをどう取り扱うかの設定です。 以下の3つが選択可能です。
- Delete(デフォルト)
- Retain
- Snapshot

実践
一問道場
質問 #89
ある企業がAWS CloudFormationを使用してインフラストラクチャをデプロイしています。この企業は、プロダクション環境のCloudFormationスタックが削除された場合、Amazon RDSデータベースやAmazon EBSボリュームに保存されている重要なデータも削除される可能性を懸念しています。
企業はこのような誤ったデータ削除をどのように防ぐことができますか?
選択肢
A. CloudFormationテンプレートを変更して、RDSおよびEBSリソースにDeletionPolicy属性を追加する。
B. RDSおよびEBSリソースの削除を禁止するスタックポリシーを設定する。
C. IAMポリシーを変更して、「aws:cloudformation:stack-name」タグが付いたRDSおよびEBSリソースの削除を拒否する。
D. AWS Configルールを使用して、RDSおよびEBSリソースの削除を防ぐ。
解説
この問題では、CloudFormationスタックが削除される際に、重要なデータが保存されているRDSデータベースやEBSボリュームも一緒に削除されるのを防ぐ方法を問われています。解答の選択肢を以下のように解説します。
A. CloudFormationテンプレートを変更して、RDSおよびEBSリソースにDeletionPolicy属性を追加する。
正解です。この方法は、CloudFormationテンプレート内で
DeletionPolicy
属性を使用し、RDSやEBSリソースに対して「Retain」を指定することで実現できます。この設定により、スタックが削除されても対象のリソースは削除されず保持されます。理由:
DeletionPolicy
はCloudFormationが提供する公式機能であり、スタックの操作においてリソースの削除を制御する最適な方法です。B. RDSおよびEBSリソースの削除を禁止するスタックポリシーを設定する。
不正解です。スタックポリシーはスタック全体に対する操作を制御するものであり、特定のリソースに適用されるものではありません。RDSやEBSなどの個別リソースの削除防止には利用できません。
C. IAMポリシーを変更して、「aws:cloudformation:stack-name」タグが付いたRDSおよびEBSリソースの削除を拒否する。
不正解です。この方法は一見効果的に見えますが、IAMポリシーはユーザーやロールのアクセス制御を行うもので、CloudFormationのスタック削除プロセスに直接影響を与えるものではありません。また、タグを基にしたポリシーは管理の手間が増え、実用性が低い場合があります。
D. AWS Configルールを使用して、RDSおよびEBSリソースの削除を防ぐ。
不正解です。AWS Configはリソースの設定変更を監視するサービスであり、リソースの削除を直接防ぐ機能はありません。Configルールで削除を検知することは可能ですが、事前に削除を防ぐ仕組みにはなりません。
まとめ
- 最適な解決策: 選択肢 A の
DeletionPolicy
属性を使用する方法です。 これにより、重要なデータが誤って削除されるリスクを効率的かつ簡単に軽減できます。
- 作者:みなみ
- 链接:https://tangly1024.com/資格勉強/16cd7ae8-88e2-80be-8fc9-f140993f08b0
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