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理論
1. スケーラビリティ
- Auto Scaling: 自動的にインスタンスを増減させることで、トラフィックの増減に対応します。これにより、必要なリソースが常に最適に確保され、コストの無駄も防げます。
- Aurora MySQL: 従来のMySQLよりも高いスケーラビリティを提供し、データベースの負荷に対する対応力が高いです。特に読み取り専用のリードレプリカや、複数のアベイラビリティゾーンへのデプロイが可能です。
2. 高可用性
- マルチAZ配置: インスタンスを複数のアベイラビリティゾーンに配置することで、1つのゾーンに障害が発生してもシステム全体の稼働を維持できます。これにより、サービスの中断を防ぎ、ビジネスの継続性を確保します。
- RDS MySQLのMulti-AZ: Amazon RDSでは、データベースの高可用性を確保するためにマルチAZ配置をサポートしており、障害時のフェイルオーバーも自動で行います。
3. 信頼性と再現性
- CloudFormation: インフラをコードとして定義することで、環境の再現性を保つことができます。これにより、インフラの設定や変更を管理しやすくなり、エラーのリスクを減らします。
- Elastic Load Balancing (ALB/NLB): ALB(Application Load Balancer)はHTTP/HTTPSトラフィックに最適で、アプリケーションの負荷分散を効率的に行います。NLB(Network Load Balancer)は、より高いスループットが必要なトラフィックに向いています。
結論
AWSにおけるスケーラビリティと高可用性を確保するためには、Auto Scaling、マルチAZ配置、そしてRDS Aurora MySQLの利用が鍵です。また、CloudFormationを使用したインフラのコード化は、運用の効率性と信頼性を高めます。
実践
略
一問道場
質問 #37
トピック 1
ある企業がオンプレミス環境で三層構造のウェブアプリケーションをホストしています。
最近のトラフィック急増によりダウンタイムが発生し、重大な財務的影響を受けたため、会社の経営陣はこのアプリケーションをAWSに移行するよう指示しました。
アプリケーションは.NETで開発されており、MySQLデータベースに依存しています。
ソリューションアーキテクトは、1日20万ユーザーの需要を満たすため、スケーラブルで高可用性のソリューションを設計する必要があります。
ソリューションアーキテクトは、適切なソリューションを設計するためにどの手順を取るべきでしょうか?
選択肢
A.
- AWS Elastic Beanstalkを使用して新しいアプリケーションを作成し、ウェブサーバー環境とAmazon RDS MySQLのマルチAZ DBインスタンスを設定する。
- 環境には、複数のアベイラビリティゾーンにまたがるAmazon EC2 Auto Scalingグループの前にNetwork Load Balancer (NLB)を起動する。
- Amazon Route 53のエイリアスレコードを使用して、会社のドメインからNLBにトラフィックをルーティングする。
B.
- AWS CloudFormationを使用してスタックを作成する。
- スタックは、3つのアベイラビリティゾーンにまたがるAmazon EC2 Auto Scalingグループの前にApplication Load Balancer (ALB)を起動する。
- Amazon Aurora MySQL DBクラスターのマルチAZデプロイメントと削除保持ポリシーを設定する。
- Amazon Route 53のエイリアスレコードを使用して、会社のドメインからALBにトラフィックをルーティングする。
C.
- AWS Elastic Beanstalkを使用して、2つの異なるリージョンにまたがる自動スケーリングのウェブサーバー環境を作成する。
- 各リージョンにApplication Load Balancer (ALB)を配置する。
- クロスリージョンのリードレプリカを持つAmazon Aurora MySQL DBクラスターのマルチAZデプロイメントを作成する。
- Amazon Route 53のジオプロキシミティルーティングポリシーを使用して、2つのリージョン間でトラフィックをルーティングする。
D.
- AWS CloudFormationを使用してスタックを作成する。
- スタックは、3つのアベイラビリティゾーンにまたがるSpotインスタンスのAmazon ECSクラスターの前にApplication Load Balancer (ALB)を起動する。
- スナップショット削除ポリシーを持つAmazon RDS MySQL DBインスタンスを起動する。
- Amazon Route 53のエイリアスレコードを使用して、会社のドメインからALBにトラフィックをルーティングする。
解説
正解:B
理由:
- スケーラブル:
Aurora MySQLは高いスケーラビリティを持ち、20万ユーザーのトラフィックに対応可能。
- 高可用性:
ALBと3つのアベイラビリティゾーンにまたがるAuto Scalingグループで高い可用性を実現。
- 信頼性:
CloudFormationでインフラ構成をコード化し、再現性のある環境を構築。
他の選択肢:
- A: NLBではHTTP/HTTPSの詳細なルーティングが不足。
- C: 複雑すぎる構成で、要件を超える。
- D: Spotインスタンスは中断リスクがあり、高可用性を保証できない。
Bは必要な要件を全て満たし、最適な選択肢です。
- 作者:みなみ
- 链接:https://tangly1024.com/資格勉強/166d7ae8-88e2-800c-98ce-d8732cc6b065
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