OpenShiftの管理と監視

このラボでは、OpenShift上でリソースの制限を管理し、デプロイされたアプリケーションを監視します。

学習目標

• プロジェクトにクォータと制限を適用する。

• プロジェクトのクォータと制限を確認する。

• アプリケーションにLiveness Probe（生存確認プローブ）を実装する。

事前準備

1. OpenShiftクラスタにログインし、プロジェクトを作成する

2. プロジェクトにリソース制限を設定する

3. アプリケーションをデプロイする

4. Podのリソース制限を確認する

5. メモリ制限の変更と検証

6. クォータの設定と確認

7. Podのスケールとクォータ違反の確認

8. アプリケーションへの外部アクセスを許可する

9. Liveness Probeを設定する

• https://master.lab.example.com にアクセス

• developer ユーザー（パスワード: redhat）でログイン

• load-review プロジェクトを開く

• Applications → Deployments に移動

• load デプロイメントの Actions から Edit Health Checks を選択

• Liveness Probe を追加
• Type: HTTP GET
• Path: /health
• Port: 3000
• Initial Delay: 10
• Timeout: 3

10. 設定を確認する

11. 成績を確認する

12. クリーンアップ

要約（SUMMARY）

• OpenShift Container Platformは、オブジェクトの数 と コンピュートリソース の使用を追跡・制限する クォータ を適用できる。

• OpenShift Container Platformの クラスタアップグレード には、以下の2つの方法がある：
1. Ansible Playbook を使用した自動インプレースアップグレード
2. ブルーグリーンデプロイメント を利用したアップグレード

• クラスタのアップグレードは 1つのマイナーバージョンずつ しか実施できない。例えば、バージョン 3.5 から 3.6、その後 3.6 から 3.7 のように 段階的 にアップグレードする必要がある。これを無視すると、アップグレードが失敗する可能性がある。

• OpenShift上のアプリケーションは、一時的な接続障害、設定ミス、アプリケーションエラーなどの問題で 正常に動作しなくなる ことがある。これらの問題を管理するために、開発者は プローブ（Probe） を利用してアプリケーションを監視できる。

• Webコンソールには、デプロイメントやPod、サービスの状態 などをリアルタイムで表示する機能が統合されている。また、システム全体のイベント情報 も提供されるため、運用管理に役立つ。