解説

1. (B) Full control over hardware and software choices
ハイブリッドクラウドを使用することで、プライベートクラウド部分に関しては、企業がハードウェアやソフトウェアを選択し、完全に制御できるため、ビジネスニーズに最適な設定が可能です。

2. (C) Security and regulatory compliance
ハイブリッドクラウドでは、規制遵守が必要なデータやアプリケーションをプライベートクラウドで管理し、セキュリティ基準を満たすことができます。一方、その他のデータやアプリケーションは、パブリッククラウドに移行して柔軟に運用できます。

他の選択肢について：

• (A) Greater visibility into security and access control
ハイブリッドクラウドでは、セキュリティとアクセス管理は重要ですが、単独のクラウドモデル（プライベートまたはパブリック）と比べて特別に「大きな可視性」を得られるわけではありません。セキュリティの可視性はプラットフォームによって異なるため、これがハイブリッドクラウドの特有の利点とは言えません。

• (D) Resource optimization and cost savings
ハイブリッドクラウドはリソースの最適化を支援するものの、コスト削減については必ずしも保証されません。利用するリソースによってはコストが増加する可能性もあるため、必ずしも大きなコスト削減が見込めるわけではありません。

• (E) Greater elasticity and scalability
ハイブリッドクラウドは、スケーラビリティを提供しますが、パブリッククラウドの方がこの面で優れていることが多いため、ハイブリッドクラウド自体が特別に「より高い弾力性」を提供するとは限りません。